弊社の上空を追うようにゆっくりと通過していくANA68(ボーイング777-300)。
500人以上もの乗客を乗せて飛び立つその雄姿は、いつ見ても迫力があり、どこか心を揺さぶられます。
思い返せば1999年から、JALを熱心に追いかけるその背中を応援し続けてきました。勢いを増し、ついにJALを追い抜いた時には、友人と自分のことのように喜び合ったものです。
しかし、酸いも甘いも噛み分けながら長年支えてきた古参会員に対し、時代の流れとともにどこかドライに線を引いていくような変化には、どうしても馴染むことができませんでした。悩んだ末、26年間続けてきた会員を退会するという決断に至りました。
空を行くこの機体も、登場から約28年。近年はどこか本質的な温かみよりも見栄えやイメージが先行しているように感じられ、「大丈夫かな」と案じることもしばしばありました。
時代の変化とともに距離を置くことにはなりましたが、共に歩み、たくさんの思い出をもらった26年間という月日に偽りはありません。
青空へと消えていく翼に、静かな感謝を込めて。
ありがとう、そして、さようなら。