帰り道の静かな住宅街を歩いていると、一匹の猫とすれ違いました。
人の視線など気にする様子もなく、自分のペースで悠々と道を横切っていく姿。どこへ行くでもなく、ただその瞬間を赴くままに生きているような自由な佇まいに、思わず足を止めてしまいました。
日々、分刻みのスケジュールや目標に向かって忙しく歩んでいると、彼らの気ままな足取りが少し羨ましくもあり、どこかすっと心を軽くしてくれるような感覚を覚えます。
普段は何気なく通り過ぎてしまう路地裏も、視点を変えてみると、街のあちこちに生き生きとした小さな暮らしの物語が広がっていますね。
気ままな街の先輩にそっと挨拶をしつつ、自分も一息ついて、また穏やかな気持ちで家路につく良いひとときとなりました。